19. 家庭の中心が愛である理由

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幸福のまじめな話

家庭の中心が愛である理由

もしあなたが、家庭を持つとしたら、家庭の中心を何にしますか?

子供ですか?

父親?

それとも、家?

これから築く家庭は、ずっと続いて、誰からも左右されない、幸せな家庭でありたいですよね。

ということは、家庭の中心は絶対にブレない、永遠な存在でなければならないでしょう。

子供を中心にしたら、子供の我儘や自分勝手な行動に苦労するかもしれません。

何故なら、子供の心と体は未成熟で、愛のレベルも親から一方的に愛を求める段階だから、完成した無償の愛の段階まで到達していません。

未完成な子供を家庭の中心には置けないということになります。

子供が、四人も5人もいれば、何番目が中心ですか。兄弟の間でも、問題が起こります。

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父親はどうでしょうか?

父親が中心では、母親はどうなりますか。

威張った父親は、家族から全く見向きもされないでしょう。

父親から虐待されても、何も抵抗できないでは無いですか。

伝統ですか?

家に代々続いてきた家訓や決まりがあるかもしれません。

だからといって、家族がその決まりを守るために、個人の自由意志が阻害されてはなりません。

家訓を守るために家族があるのではなく、家族が幸せに末長く繁栄するための家訓であり、決まりなではないでしょうか。

地球は回っていますが、遠心力で外に飛ばされることはありません。

それとは反対方向の求心力が同じように働いているからです。

また、太陽を回っている地球や火星や木星なども、太陽系から外れることなく周り続けているのは、万有引力が働いていて、太陽と惑星をバランスよく保っているために、地球は一年で一周しているわけです。

家庭も同じように、夫と妻、親と子供など、個人が一つの家庭として円満に回るためには、普遍的に結びつける引き合う力が必要です。

男性と女性を結びつける力とはなんですか。

愛情ではないですか。

顔が気に入ったから結婚するのですか。

相手が資産を持っているから、結婚するのですか。

相手が好きだから結婚するのではないですか。

親は何故、子供を大切にするのですか。

好きだからですか。好きな物は他にいくらでもあるでしょう。

子供を愛しているからではないでしょうか。

子供は夫婦の愛を見える姿にした宝物です。

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これで、はっきりと分かったと思いますが、家庭の中心は愛です。

本当の愛は永遠で、普遍で絶対です。

ですから、家庭は永遠で普遍でなければならないという結論になります。

子供も成長して、親か離れて行きますが、遠くに居ればいるほど、会いたくなるようになっています。

愛で繋がっているからです。

ですから、家庭内の愛が崩れると、家庭がバラバラに違う方向に飛んでいってしますのです。

一度、飛び出してしまった個人を取り戻すのは大変な苦労と時間がかかります。

家庭を築くということは、家庭の中心である愛の絆を太く強くしてゆく、どんなに苦しいときでも悲しい時でも切れないようにすることです。

石を積み上げて行くように、家族の思い出を一つづつ積み上げてゆき。

しめ縄を編むように、夫婦の関係、親子の関係を子育てと共に強く編み込んでゆくのです。

一つ覚えておいて欲しい事が有ります。

それは、愛は自然に生まれてくるのでは有りません。

愛は心と心の核融合エネルギーです

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