地上生活と霊界の生活
地上と霊界の存在を知らないと、その生活を考えることも出来ないでしょう。
地上生活は分かるけれど、霊界の生活とはどのような世界でしょうか。
霊界について考えてみたいと思います。
いわゆる死後の世界です。
死後の世界を信じますかと、問われる事があると思います。
死後とは人間が死んだ後の世界の事ですが、人間は死ぬのでしょうか。
確かに人間の肉体は、荼毘にしてしまうので灰となってしまいます。
それでは、人間の魂はどうでしょうか。無くなってしまうのでしょうか。
携帯電話で例えると、スマホが死んでしまう状態は、二つ考えられます。
スマホを落として壊してしまった時に、電波はあっても受信できずに機能しなくなる場合です。
または、スマホは充電の十分あり機能しているけど、電波が届かない場合です。
肉体が無くなったからと言って魂も無くなったとは言えない
人間が心と体で成り立っているので、肉体が無くなったからと言って魂も無くなったとは言えません。
魂は時空を超越した世界と通じる事が出来ます。なぜなら、遠くにいる人を思い出せるし、無くなった人の事も思い出せます。
4次元以上の世界に魂は存在しています
肉体は如何でしょう。
肉体は時間と空間に制限された世界に存在します。
生まれた時から、肉体は少しずつ大きくなってゆきます。
やがて成人に達して活発に活動して、やがて肉体の寿命がやって来ます。
どんな道具でも、何年も使えばすり減り、老朽化していき朽ち果ててゆきます。
自然の掟のようです。時間の経過と共に消滅してゆくのです。
これは人間の肉体も同じで、ある期間を過ぎた後の消滅してゆくのです。
髪の毛が抜け、耳が聞こえなくなり、視力も落ちて来ます。
腕や足の筋肉も弱くなり、持ったり走ったり出来なくなります。
やがて、食欲も衰えて寝たきりとなり死を迎えます。
例外なく、全人類が間違いなく死を迎えます。
これは、人間が創造された時から決められていることなので、誰も変えることは出来ません。
其れでは、魂を見てみましょう。
生命の誕生と共に魂が肉体に植えられます。
魂の成長の栄養素は愛の栄養素です
多くの優しさや思いやりや温かさや慈しみの心情を沢山受けることにより、子供の魂が成長してゆきます。
植物で例えるなら、肥料や水が人間の肉体の成長に必要な要素で、空気や光が人間の心の成長に必要な要素として考えられます。
人間の魂の成長はどのような成長でしょうか
幼児期は自分勝手な我儘で、自分が中心の世界から始まります。
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️やがて、言葉が分かり始め、親の言っている事が理解できるようになります。
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️良いこと悪いことの分別が付くようになって来ます。
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自分の理性や良心が成長して、自分の感情を制御できるようになります。
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周りの人々への思いやりが出来るようになります。
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受動的愛の行動から能動的愛の行動へと移行してゆきます。
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与えることの喜びを知るようになります。
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見返りを求めない無償の愛の世界に住める様になります。
このように、魂の成長は年と共に大きくなり、朽ち果てるどころか、更に大きく広く深くそして高くなってゆきます。
魂が望む世界は、全ての人類が平和で楽しく豊かに、共存共栄した永遠に続く世界です。
地上生活とは、魂を成長させるための訓練所のような所です。
霊界生活とは、人類が平和で幸福に過ごせる永遠の楽園です。
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45. 主人と奴隷
46. なぜ歴史は繰り返されるのか
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