困難や逆境を乗り越えよう
誰にでも困難や逆境は訪れる物です。
困難と感じるのか、逆境と感じるのかはその時の心の持ち方でも変わってきます。
地震や津波に襲われた時にその規模が想定内であり、対策が取られていれば困難を回避できるでしょう。
また、それほど困難とも逆境とも感じないかもしれません。
人によっては逆境をチャンスと捉える人もいます。
不景気だからこそ、ビジネスチャンスが有ると思う人もいますし、誰も出来きそうも無いが自分なら成功できると信じて起業する人もいます。
人によって克服方法が違いますので、ここでは私が乗り越えてきた体験を軸に書きたいと思います。
経済的困難と逆境の克服方法
経済的困難と逆境の克服方法から見てみましょう。
社会生活での幸福の満足は経済的安定が必要です。
経済的安定を求めるのなら、収入源が1本では無く最低2本必要です。
人間は2本足で立っていますが、動物は4本足で立っています。
2つの収入で安定を求めようとすると、2本足で立つ人間のようにバランス良く立たなければなりません。
それも太くてしっかりした収入源です。
夫婦共働きが多くなってきたのはその為でしょう。
しかし、より安定を求めるなら、3本の収入源を確保した方が良いでしょう。
最低3本の足があれば、テーブルは安定します。
足が太くなくても、地面が平で無くても、状況に応じて対応できるでしょう。
弱点とすれば、その内の一本の収入源が無くなると忽ち、倒れてしまいます。
それは、2本足で立つだけの太い収入源が無いからです。おたがいが頼り過ぎになってしまうからです。
理想の形は、動物やテーブルの4本足です。
収入源を4本持つ事で、経済的安心と想定外の事態に対応出来るようになります。
2本の収入源の一本が無くなると、50%の収入で維持しなければなりません。
これは、個人でも会社でも大変現状維持が難しい状況になります。
規模の縮小が必要になります。
3本の収入源の場合、一本が無くなると66%の収入しか確保出来なくなり現状維持は困難です。
節約や経費節減が必要になってきます。社員の解雇も必要でしょう。
4本の収入源の一本が無くなっても、75%の収入は確保できるので、最低限の節約で困難を乗り越えることが出来ます。
企業が多角化経営を常に挑戦してゆくのは、経営者として当然のことだと思います。
挑戦した新規事業が成功する確率も考えると、常にチャレンジの連続では無いかと思います。
個人でも家庭でも、経済的安定を求めるなら、収入源は多い方が安定しますが、限られた自分の時間内で、収入源を構築していかなければなりません。
株式投資や副業などが考えられますが、それらが安定した収入源となるには時間が掛かるでしょう。
今必要とされている能力は、マーケティング能力やセールス能力です
どの時代でも、必要とされる分野です。
SNSを利用したマーケティング戦略や販売戦略です。
新しいSNSサービスが次々と開発され動き出しています。
その新しい波に乗っていきましょう。(音声SNSなど)
会社を退職して起業する人もいますが、空中ブランコのように今握っている手を離して、前にあるバーを掴むような状況です。
うまく掴めれば良いのですが、万一掴み損なった場合は、転落して大怪我をしてしまいます。
これでは、勇気を持ってチャレンジすることが難しいです。
必ず十分な貯蓄のセーフティネットをブランコの下に張っておきましょう。
周りから見ていて、セイフティネットを張った環境での空中ブランコとセイフティネットが張られていない環境での空中ブランコとでは、応援する人達の緊張感が全く違います。
ましてや、家族はセイフティネット無しの挑戦は無謀としか見られないでしょう。
困難や逆境を乗り越えるには、挑戦する事、立ち向かってゆく事です。
津波の時を思い出してください。
小さな漁船が船を守る為に、大波に向かって真っ直ぐに突き進んで行きました。
困難を克服する方法は、「正面からチャレンジして進んでいく事」だと示してくれたのではないでしょうか。
次のトピック
40. 心の基盤を持つ人と持たない人
41. 宗教と科学の関係は
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