他人の心を知る方法
そんなことが出来たらいいですね。
相手の心を見られたら、騙されることもないし、信用することが出来ますから。
こっちから一方的に相手の心が読めるんならいいけど、自分も相手から心を見られるのは
どうなんでしょう。
心を見られるのは嫌かもしれないですね。
いつも良いことばかり考えているわけじゃ無いですから。
自分の事は棚に上げといて、やっぱり他人が何を考えているのか。自分のことをどう思っているのか知ってみたいですよね。
自分の心だって、ころころ変わるのにどうして、人の心なんか分かるんですか。
最近では人の心を読める人もいるようですが、特別な人ですからね。
普通の人は読めません。
読めたら、無謀な告白なんかしないですし、傷つくことも有りません。
ではどうしたら、相手の心を知ることが出来るのでしょうか。
二つのパターンが有ります。
アプローチされる場合とアプローチする場合です。
アプローチされるとは相手から貴方に近づいてくる場合です。
相手がアクションを起こしているので、判りやすいです。
アクションの前には必ず動機があります。
動機とは人間が行動を起こす理由です
何の為にするのか、動機の理由が善ならば、結果も善です。
動機の理由が悪なら、その導く先は悪で不幸が待っています。
ですから、他人からアプローチされた時は、その相手の動機を探る必要があります。
どうして探るかと言うと、人は悪を避けようとしますから、詐欺師ですと言われた瞬間に拒否します。
赤ずきんちゃん物語のように、羊を装って近づいてくるわけです。
どんなに、良いことを言っても、笑顔を見せても動機が悪なら、結果は悪です。
貴方にアプローチしてくる動機の目的を最初に知ることが大切です。
多くの場合は、貴方の為にといって近づきます。
貴方に取って利益になるからと言って近づきます。
中には本当の時も有るでしょう。
次は相手の言葉を信ずるかどうかです。
貴方を信じさせる為に、権威とか科学を用いて信じさせようとします。
よく知られたメディア、芸能人、教授、科学者、研究所、政府関係を権威付けする方法として使われます。
そうすると、安心感が生まれハードルが低くなります。
そして、利用者の声や購入した人の感想などが列挙されます。
より、貴方の身近の人の感想や意見を提示することで、さらに抵抗がなくなっていきます。
なにか、マーケティングの説明をしているようです。
そうなんです。
貴方にアプローチしてくる場合の多くは、マーケティングの手法を使って近づいて来るんです。
近づく動機がマーケティング手法による購買か入会ですから、貴方が拒否しなければ、最終的に商品やサービスを購入するか、入会することになります。
知人、友人からのアプローチはどうでしょうか。
同じように、何らかの動機から貴方にコンタクトを取ってきます。
悩みの相談、寂しかったから、喧嘩の仲裁、忠告、報告、食事会など理由はさまざまですが、貴方が
誘われた動機をよく考えてお付き合いをしましょう。
相手を疑るのではなく、よく検証してから判断したらよいでしょう。
最初から疑ると言う事は、最初から相手を否定する行為なので、友人知人の間では良く思われません。
自分から相手にアプローチして相手の心を知る方法は
相手に心を開いてもらう事です。
人間の心の扉は2枚、3枚と、多い人だと10枚くらい持っています。
本音、本心に辿り着くまでは、容易では有りません。
検察の取調べみたいですね。
貴方が相手に近づく動機は、相手の気持ちを知りたいと言う事ですから、マーケティングとは全く違った方法が必要です。
最初のブリッジが必要です。近づくキッカケです。
友人の紹介、サークル仲間、趣味仲間、SNSなど何でもいいです。
言葉を交わす事が第一歩です。
後は貴方の動機が自己中心的にならないように気をつけて、交流しましょう。
波長が合えば発展するし、波長が合わなければ自然消滅するかもしれません。
貴方の心の扉を一枚開けば、相手の扉も一枚開いてくれるかもしれません。
人と人の繋がりや関係は千差万別です。
マニュアルなんて有りませんよ。
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39. 困難や逆境を乗り越える方法
40. 心の基盤を持つ人と持たない人
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