30. 指導者の心得とは

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幸福のまじめな話

指導者の心得とは

幸福論から自己啓発の話になってしまいますが、これも幸福の一部だと思って聞いてください。

最近はよくコーチングの指導の話を耳にします。

フィジカルからメンタルまで色々な角度から、指導してくれます。

そして、貴方が目標とするゴールへ到達出来るようにサポートしてくれます。

コーチングとは自発的行動を促進するコミュニケーションです。

コーチは貴方に新しい気づきをもたらし、選択肢をふやし目標達成するために、必要なアドバイスをくれます。

重要な点は、コーチンングは貴方が主役だということです。

コーチが目標を定めたり、先導したり強要することはありません。

貴方がリーダーになる為のアドバイザーです。

それと比較して、指導者リーダーとはどのような存在でしょうか。

貴方はリーダーにどのようなイメージを連想しますか。

「リーダーとは」で検索すれば、素晴らしい解説や内容が書かれているので、ここでは違った観点から話したいと思います。

会社や団体の組織には、リーダーと呼ばれる存在があります。

ボスとかトップとも呼ばれますが、要するに組織を引っ張って行く人です。

一方、リーダに従って行く人もいます。

リーダーの資質と内容を備えた人物が、リーダーになる事もあるし、そうで無い場合もあります。

それに従って行く人も、リーダーを尊敬している場合もあるし、給料を貰うために従っている人も居るはずです。

リーダーにもさまざまなタイプが有ります。

「熱血感タイプ」俺についてこいと、理想を高く掲げる。

模範型タイプ」黙って自ら実践をして、成果をあげ模範をしめす。

「部下任せタイプ」=部下の主体性を重んじ、全て部下に任せる。

「実績追求タイプ」=実績を常に評価の基準にして、部下を指導する。

「後継者タイプ」=創業者の後継者で、トップの宿命を背負っている。

「役人型タイプ」=挑戦も冒険もしないトップ、失敗を極力嫌う。

「天下り型タイプ」=何もしない、次のポストだけ意識している。

どのタイプが貴方にとっての理想の指導者ですか。

リーダーの日本語訳だと、指導者も先導者も同じように解説しています。

リーダーの本当の意味はむしろ先導者に近いと思います。

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先導者は船の船長に例えられます。

羅針盤を見ながら、船の方向を決めて、座礁しないように注意しなければいけません。

そして、間違いなく正しい航路を航行して、目的地の港に入港させる責任を負っています。

乗組員全員が船長の指示に従って行動して、船長に自分の生命を預けているわけです。

船長と乗組員の違いは何でしょうか。

それは、船長が全責任を負っているという事です。

乗組員のミスも船の故障も悪天候も含めて、最終的には全責任を船長が持つ事です。

こう考えると、指導者のこころえとは、責任のある言動をする事です。

古来日本では責任を取らない人を卑怯者と呼んでいました。

「逃げるな、卑怯者!」と困難にぶつかった時には自分自身に言い聞かせています。

責任を取ることが、理想の指導者かというと、これだけでは必要条件だけです。

必要十分条件では無いのです。

足りない部分が有ります。

船長が責任を取るのは当たりまえの事です。

船長が責任を取るからと言って、貴方は船長に生命を預けますか。

高額な報酬を提供されたからと言って、生命を預けますか。

船長が向かう港に行く、明確な目的と動機の理由が無ければ、一緒に乗船しないでしょう。

もう一つの十分条件とは、

リーダーが明確な目標と善なる動機の理由=使命感を持っていることです。

リーダに従っている人々に、何の為に、何故するのか、その結果が何をもたらすのかを説明し、全員の心を一つに出来なければリードして行く事が難しくなります。

綱引きのように、全員が息を合わせて、タイミング良く力を集中すれば、力強いエネルギーを発揮できます。

成長する企業や組織のリーダーは、このような心をまとめる指揮者としての抱擁力が必要です。

理想の指導者の条件 = 責任感 + 使命感+ 包容力

この三つの素質を持つことが指導者の心得でしょう。

誰もが、このような指導者に付いて行きたくなるのではないでしょうか

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31. 燃え上がる情熱が欲しい人へ
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